idea notes

備忘録のようなもの。たまに気が向いたときに書きます。

ランチタイム

気温がそれほど高くもなく、天気も良いので用事と昼食を済ませたら美術館にでも行ってみようかと思っていたが、軽く頭痛があるし風邪気味なので中止。体調を壊してダウン、という事態は避けたいものだ。

昼食は某市にあるデパートのレストラン街に入っている、高級ファミレス的なところで食べた。ランチでも1500円以上かかってしまう店だが、洋食でそれなりのものを土曜日の昼間に食べようとすると意外に選択肢がない地区なのだ。そのため、この街に来たときはこのレストランを利用することが多くなる。

 

店の客は大きく3つに分類される。一番多いのは家族連れで、しかも3世代での来店者が目立つ。2番目に多いのが中高年女性の数名のグループ。そしてもう1つの主要な客層が、独りで食事をする高齢男性である。そうした男性のおひとりさまはたいてい、オムライスのようなやわらかめの料理を注文し、ゆっくり時間をかけて食べて店を出て行く。

そして私は食事をしながら、彼らの今の日常生活はどんな感じなんだろうかとか、定年前にはどんな仕事をしていた人なんだろうかと考えている。そして、今の彼らと同じぐらいの年齢になったとき、自分も彼らのように、独りで土曜日のランチタイムを過ごしているのだろうかと考えている。

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